トルネード循環浄化清掃

トルネード循環浄化清掃

地下タンクの老朽化問題に対応するために、内部腐食劣化の原因因子である【スラッジ・汚泥・混入水】を効率的に除去する直接対策の最新鋭装置【トルネード循環式浄化装置】が完成しました。開発には多くのメーカーに協力して頂き、2年以上の月日を掛けて、実施テストを繰り返した結果、新構造の設計やポンプ、フィルターの選定の最適化と、車載可能レベルまでの計量コンパクト化に成功しました。

テクノネットの【トルネード循環式浄化装置】は、遠心分離システム、超微細ろ過フィルター(8本搭載)、油水分離特殊フィルター(4本搭載)、防爆エアーポンプで構成されており、スラッジや汚泥、燃料油に混入した水分まで除去できる分離能力の高さが特徴です。

遠心分離システム

地下タンク底部に溜まった【スラッジ・汚泥・水分】といった油より質量の重い物質を、遠心分離の力により強制的に分離することで、従来の油水分離層の構造による自然沈殿方式より、よりスピーディに、より確実に【スラッジ・汚泥・水分】を除去することが出来る様になりました。

超微細ろ過フィルター

通常の自動車の燃料フィルターは、40ミクロンという微細なフィルターを搭載し、エンジンの劣化を未然に保護しています。この【トルネード循環式浄化装置】の超微細ろ過フィルターは、さらに微細な25ミクロン(微粒子除去が必要な場合は、超微細5ミクロンのフィルターを利用)を8本搭載しており、従来のフィルターでは除去できなかったパウダー状の汚泥による極わずかな褐色な濁りまで除去することができ、よりクリーンな燃料を提供することが出来ます。

油水分離特殊フィルター

梅雨時や豪雨の際に危惧される、地下タンクへの雨水の混入による燃料油の白濁化(水分含有超過)は、品質に問題があり利用できない上、自然分離する期待も長期間の時間が必要なため、今まで廃油処理するケースが多く大きな負担でした。この【トルネード循環式浄化装置】の油水分離特殊フィルターは、微細な水分粒子の混合による含有水分まで除去することができ、費用を掛けて廃油する必要が無く、分離後はすぐに利用することができるようになりました。

灯油150L+水15Lを混ぜた検証実験